イベント ユートピア文学賞

「幸福の科学ユートピア文学賞2017」授賞式レポート

9月23日(土)、幸福の科学ユートピア活動推進館(東京都港区赤坂)において、「幸福の科学ユートピア文学賞2017」の授賞式を開催しました。幸福の科学出版が主催する本文学賞は、本ホームページ(HAPPY LIBRARY)を運営する第五編集局に事務室があります。
「幸福な人でいっぱいの社会、『ユートピア』を広げたい!」という理念のもとに2006年に設立され、本年で12回目を迎えることができました。
 

2017年度は計12編が選出

本年度は、景山民夫賞に兆晶(ちょう・あきら)氏の小説「インドラ」、審査員特別賞に一条幸子(いちじょう・さちこ)氏の小説「なないろシンフォニー」、入選に三田丈地(みった・じょうじ)氏・草羽映見(くさば・えいみ)氏共作の小説「銀杏通りの異邦人」、翔太郎(しょうたろう)氏の児童書「神様の絵具」の2編が選ばれたほか、佳作4編、「U-18部門」優秀賞2編、「U-18部門」奨励賞2編の、計12編が選出されています(大賞は「該当なし」。授賞結果の詳細は、こちらをご覧ください)。
当日は、入選以上の作品を収録した入賞作品集も発刊いたしました(『幸福の科学ユートピア文学賞2017 入賞作品集』は幸福の科学出版公式サイトより購入いただけます)。
 

ユートピア文学賞の意義を再確認

授賞式では、受賞者への賞状・副賞の授与に続いて、幸福の科学出版社長・佐藤直史より、
「最近は活字離れが進んでいますが、活字を読むことで精神力、創造力、克己心を養うこともできます。弊社では、『スマホを置いて、本を読もう。』キャンペーンも行っており、一人でも多くの人に読書の魅力に目覚めていただき、豊かな人生を歩むお手伝いをしたいと考えています。そのためにも本文学賞をさらに盛り上げ、多くの人の魂を揺さぶる感動的な作品をもっと世の中に送り出していきたいと思います」
と挨拶しました。
選考委員長である足久保華代(第五編集局編集長)からは、
「多岐に渡るジャンルの作品をお寄せいただき、作品の着想、全体の構成、ストーリー展開、文章力等の観点から入賞作品を選出しました。世界ではテロや紛争が相次ぎ、国内でも虐待やいじめの痛ましい事件が数多くありますが、そのような世の中であるからこそ、幸福やユートピアを広げようと目指す本文学賞の使命は大きいと感じています」
と総評し、受賞作品それぞれを講評しました。
 

若い世代にも開かれた文学賞

本年度は、10~20代の受賞者が8名誕生し、うち最年少受賞者が12歳(応募時)であるなど、若い世代の活躍が目立っています。
授賞式後の懇親会では、入賞者同士で創作の秘訣などの意見が活発に交わされ、「世の中に感動を与える作品をさらに生み出していこう」という熱意に満ちていました。また、受賞者たちの率直な喜びや自由闊達な夢が語られ、懇親会を盛り上げました。
 

2018年度の作品募集スタート

2018年度も、読む人を幸福にする作品や、困難を乗り越える過程で発見した人生の真理を描く骨太な作品、社会の発展に貢献するための提言を幅広く募集します(締切は2018年8月31日。大賞1名に100万円、景山民夫賞1名に50万円ほか)。
2018年度の募集要項の詳細はこちらをご覧ください。みなさまのご応募をお待ちしております。