ユートピア文学賞

ヘルメス思想とルネサンスの関係《内田雄大 著『ルネサンス・コード―名画に仕掛けられた予言的暗号―』》

ルネサンス三大巨匠らの作品に仕掛けられた暗号の謎

ローマ・カトリック教会が絶大な力を誇っていた14~16世紀のヨーロッパにおいて、古代ギリシャ・ローマの文化芸術を復興させようという運動が巻き起こった。いわゆる「ルネサンス」である。
 
本書では、ルネサンスを語る上で外せない三巨匠のレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロと、ルネサンスの先駆けとなった芸術家ジョットの代表的な作品を取り上げ、彼らが、その生涯を通じて学び、作品に刻み込んだ、「ヘルメス思想」のコード(暗号)を探っていく。
時空を超え、現代に残されたメッセージをひもとく過程で、ルネサンスの真の意味、そして神と人間との関係性が見えてくる。

 

ジョット「スクロヴェーニ礼拝堂壁画群」

ルネサンスの先駆けとも呼べる芸術家ジョット(1266頃~1337)の代表作「スクロヴェーニ礼拝堂壁画群」。
革新的な技術によって描かれた壁画群には、ローマ・カトリック教会とは異なる視点で捉えられた「神」「人間」「死後の世界(霊界観)」に関する暗号(コード)が隠されている。

 

レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」

万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519)の傑作「最後の晩餐」。
『新約聖書』に登場する名場面の一つで、架刑に処される直前のイエスと、その弟子たちが夕食を共にする様子が描かれている。イエスが十二弟子の中に裏切者がいることを指摘するシーンは、多くの芸術家たちによって描かれているが、レオナルド・ダ・ヴィンチは、本当は別のシーンを描いていた……?

 

ラファエロ「アテネの学園」

聖母の名画を多く手掛け、日本でもファンの多いラファエロ(1483~1520)の代表作「アテネの学園(学堂)」。
教皇の執務室に描かれたこの壁画には、40人以上の人物が描かれているが、それが誰を表しているのか、いまだ特定されていない。この絵に散りばめられたフリーメイソンのモチーフやヘルメス思想に基づくコードを探っていくなかで、登場人物の正体とラファエロの真の願いが見えてくる。

 

ミケランジェロ「システィーナ礼拝堂天井画」

ダビデ像やピエタの聖母像などの彫刻でも知られるミケランジェロ(1475~1564)が描いた「システィーナ礼拝堂天井画」。
観る者すべてを圧倒する天井画には、『旧約聖書』に基づくストーリーが描かれている。
しかし、一つひとつの絵をつぶさに見ていくと、キリスト教的世界観をはるかに超越した人類創造の秘史が浮かび上がってくる。
 
ミケランジェロ「システィーナ礼拝堂天井画」
 

著者 内田雄大(うちだ・ゆうだい)

京都造形芸術大学芸術学部卒。ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ アソシエイト・プロフェッサーとして、「総合芸術論」等を教える。第6回「幸福の科学ユートピア学術賞」優秀賞(「プラトン芸術論の真相と現代的意義」)。筆名・小河白道で美術評論を執筆し、「幸福の科学ユートピア文学賞」において、2013年度から2015年度まで連続入賞を果たす。

 
 

【関連書籍】
『幸福の科学ユートピア文学賞2013 入賞作品集』
『幸福の科学ユートピア文学賞2015 入賞作品集』

ルネサンス・コード

ルネサンス・コード
名画に仕掛けられた予言的暗号

内田 雄大

序 章 ルネサンスの真相
第1章 先駆者は霊界を旅する ― ジョット
第2章 万能の天才は復活を見つめる ― レオナルド・ダ・ヴィンチ
第3章 聖母の画家は希望を奏でる ― ラファエロ
第4章 神に愛された男は創世記を映す ― ミケランジェロ

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