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二宮金次郎像の原点はこの本にあった!≪幸田露伴著『二宮尊徳に学ぶ成功哲学』≫
薪を背負って歩きながら本を読む二宮金次郎。かつて全国の公立小学校の校庭に設置されていたこの金次郎像のイメージは、小説家・幸田露伴が書いた『二宮尊徳翁』(明治24年)から始まったといわれます。
日本全国に金次郎ブームを巻き起こしたこの本を初めて現代語訳したものが本書です。
第一章「二宮尊徳」は、『二宮尊徳翁』を現代語訳化した全文を収録。少年時代のエピソードから農村の再興、諸藩の財政改革など、尊徳の生涯がコンパクトにまとめられています。補記として、露伴が小説家として見た尊徳の生き方を綴る小文も収録。
第二章「自助努力で道を切り開け」には、あまり世に知られていない随筆6篇を収録。自助努力に関する露伴の考え方を綴ったもので、第一章から得た学びをさらに深めることができます。
明治の大文豪による江戸の大農政家の伝記であり、露伴自身の人生哲学がまとまった一書です。
読者からの感想
● 発売初日に買いました。何回も読んで勉強します。(40代・男性・会社員)
● 金次郎の言葉で「徳があり智があって物事をよく成し遂げ周囲を感化しています」という名言に感銘を受けしました。(50代・男性・会社員)
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二宮尊徳に学ぶ成功哲学
富を生む勤勉の精神幸田露伴 著/加賀義 現代語訳
第一章 二宮尊徳
第二章 自助努力で道を切り開け購入する