ユートピア文学賞

「幸福の科学ユートピア文学賞」選考委員長あいさつ

「幸福の科学ユートピア文学賞」選考委員長あいさつ

 
「文学によって幸福な人でいっぱいの社会、『ユートピア』を広げたい!」
そのような趣旨のもと、このユートピア文学賞は設立されました。

小説、エッセイ、詩、シナリオ、絵本をはじめ、多様なジャンルの作品を募集しているのも特徴の一つで、そこには、「あらゆる分野にユートピアを広げたい」という願いが込められています。

活字離れが叫ばれて久しい昨今ではありますが、話題作やベストセラーと言われる作品は毎年生まれており、人気映画やドラマの原作が小説であることも少なくありません。人々の心の糧となり、社会に良き影響をもたらす良質な作品を提供していく上では、文学の存在意義や公的責任はむしろ高まっているとも言えるでしょう。

そのなかで、「ユートピアを広げる」という明確な目的を持った本文学賞は、未来志向の文学賞でありたいと思っています。すでにある世相を反映するのみならず、まだ見ぬ新しい時代を創り出す原動力やヒントとなるような作品を数多く送り出していきたいのです。

かつてヨーロッパの地で花開いたルネサンス運動が、近代を拓く文化的・思想的バックボーンとなったように、東洋文明と西洋文明の合流地点であるこの日本から、新文明の潮流となる第二のルネサンスを興していきたい。才能溢れる書き手のみなさまとともに、その一翼を担う文学賞へと成長していきたい――。そのような壮大な志を抱いています。

新しい時代、それは、より高度な科学文明でしょうか。本格的な宇宙時代でしょうか。それらをモチーフにしたSF作品も魅力的です。同時に、どんなに科学が発達しても、変わらないものがあります。それは、「人間そのもの」であり、「神仏の世界の実在」であり、その両者をつなぐ「信仰」です。

時代環境が大きな変化のなかにあるからこそ、そこに生きる人々の葛藤や喜びや悲しみについて、あるいは「愛とは何か」「正義とは何か」「人はいかに生きるべきか」「あの世はあり、魂はあるのか」といった人類普遍のテーマに深く穿ちいり、価値観や哲学を提示していくことも、また、文学の使命と言えるかもしれません。

可能性は無限です。本文学賞を通して、多くの煌めく才能が世界に羽ばたき、たくさんの幸福を生み出していくことを心より願ってやみません。

 

幸福の科学出版 第五編集局 編集長
「幸福の科学ユートピア文学賞」選考委員長
足久保華代